目の前のことに集中する工夫

 

TDD をふりかえってみて

TDD(テスト駆動開発)をやっていて思うことです(特に TDDBootCamp に参加したときはより強く感じましたが)。
一つのことだけに集中してとりあえず速く終わらせる、それ以外は後回し。この行動パターンが非常に効率がいいです。
※もちろん、終わった後にリファクタリングやTODOの整理・優先順位の入れ替えは必要です。

この集中をうまく実践できているときはスピード感がありますし、実際早く作業が完了していきます。

ひとつのことに集中する

これを実践できるかどうかが自分にとって生産性を大きく左右する要素になっています。

色々と考えてしまう質なので、どうしても脇道にそれます。作業も頭の思考も。
したがって、完了できたものが計画よりも少なくなります。

1日・1週間という単位時間でみた時はなおさらです。思ったほどなにもできていないのです。
結局、なにやっていたんだろう、今日は?になってしまいます。
自分の周囲と比べてみると、自分が抱えているWIP(仕掛り)はかなり多いと思っています。

色々なことを同時並行すると、優先順位は不明確になります。
完了したものがなかなか増えないので、客観的に見た進捗もよくありません。

見方を変えると、やることが多すぎる、いつも作業に追われているということになっています。
終わらない作業は多く、中途半端に終わらせてしまうことも多いです。

「断る力」的に外から増やされることを拒否するというのもありますが、
どちらかというと自分の中からやることを勝手に生み出している傾向にあります。

とかく考える前に、Small Success を積み上げるのが先決なのです。


そのためにどうするか?

ひとつひとつを確実に終わらせて、TODOをうまく簡単に積み上げる工夫。
きちんと残して長期的に忘れないようにする。一方で、短期的には忘れるようにする。

作業を消化する能力はそこそこあると思っていますので、マネジメントの問題です。


断念した工夫? ノートにTODOを書く

これまでノートにTODOリストを書いていたりしたのですが、
TODOリストだけでなく、メモや図も一緒に書いているので混在してすっきりしません。
また、時系列に書いていくので、ノートのページがまたがったり、TODOが点在することになります。
そのため、TODOのまとめ直し作業が発生して、面倒になります。


断念した工夫? Excel にTODOを書く

一方、PC上で Excel やテキストファイルに書いていくやり方もあります。
デジタルなので、集約したり並び替えたりするのは便利です。なくなることもまずありません。
ただ、会議や外出時に発生したTODOはPCがないので漏れてしまいます。
Evernote とか使って同期とるというやり方が思い浮かびますが、うちの会社は Evernote 禁止なのです。

また、自分の感覚的なことなのですが、ファイルをわざわざ開いておくのが面倒です。
あまりウィンドウを切り替えたくないというのがあります。
他のファイルと見分けがつかないため、特別なことを書いている感じがせず、しっくりきません。

MindMap ツールに書いたりもしたのですが、よさそうに見えてもなんだか面倒なのです。


挑戦中:Pomera にTODOを書く

今試行しているのが、「Pomera にTODOを書く」です。
Pomera はいつでも携帯することができますし、並び替えなどのデジタル操作も可能です。
ノートと Excel の両方のメリットがあります。
また、PC作業をしながらであったもPCのウィンドウ切り替えせずとも、サイドボード的に横においた Pomera にメモができるので、現行タスクを邪魔しない感があります。PCを参照しながらメモ書きできますし。

あと、自分が Pomera を好きだというのもありますね。個人的な理由ですが。


●ブログを書く
◯山田さんにメール返事を送る
◯設計書を修正する

こんな感じで箇条書きで並べて、終わったものは「◯」を「●」に変更してます。
試行し始めてまだ2日目くらいですけど、まったくストレスがないです。

しばらく試してみて続くようであれば、ふりかえりを書きたいと思います。

DM100 | デジタルメモ「ポメラ」 | KING JIM