ポストイットとふりかえり

プロジェクトがひと区切りついたので、昨日ふりかえりをしました。
3人でやって、2時間ちょっとかかりました。

こんな感じでふりかえり

・KPT(Keep/Problem/Try)形式でふりかえり
・各自ポストイットに書いてホワイトボードに貼る(約20分)
・ポストイットをグルーピングする
・ホワイトボードを囲んでディスカッションする

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http://www.flickr.com/photos/improveit/522530048/

こんな感じのイメージです。
よくある、ふりかえりの図です。

やってよかった、ふりかえり

3ヶ月という短い期間のプロジェクトでしたが、新しい取り組みを挑戦したこともあって、色々な意見・感想が出ました。
ホワイトボードを囲んで、1時間くらい立ち話してたと思います。

当初描いていたゴールイメージに向けて全員が背伸びしてがんばっていた、よりよい開発をしようと意識していたという実感を得ることができました。
これまで作るので精一杯で、毎回同じことの繰り返しでした。その繰り返しの輪から一歩飛び出せたかなと思います。

一方で、もっとがんばりたかった点については、全員が悔しいという思いをもっていたこともわかりました。
こういう悔しさを感じることができる、そして悔しさを次につなげることができる。今回のプロジェクトでは Bad ですが、次のプロジェクトでの改善の大きな原動力ですよね。

やっぱりポストイットは強力だ

ふりかえった内容をここで書いてもローカルネタになってしまうので、ふりかえりの方法についてフォーカスを当てます。

うちのチームでやっていたふりかえりはホワイトボードに板書する人がいて、意見を言っていく形式でした。
考えこんでいて全然意見が出ずに沈黙することが多々ありました。
ファシリテーターが事前に準備を念入りにすると、そっちに流されて結局活発な意見交換ができませんでした。

たぶん板書するより、ポストイットを貼っていった方がいいはずだ。
と思いながらもなかなか実行に移せてませんでした。旧態依然ですね。

で、今回やってみたら多くの意見が出ました。
板書を待っているムダな時間もなくなりましたし、張った後も移動させたりできるのでよかったです。
自然とホワイトボードの前に集まって、近い距離で話し合いが進むというのもいいですね。

はやくポストイットをやればよかった、と個人的に猛省しました。
次からは迷うことなく、有無を言わさず、やります。