「自分の学習パターンを知る」勉強会に行ってきた #DevKan

先週のことになりますが、DevLOVE関西「自分の学習パターンを知る」勉強会に行ってきました。


DevLOVE関西「自分の学習パターンを知る」 - DevLOVE関西
自律的で創造的な学び方のコツをパターン・ランゲージという形式でまとめたものです。どのような状況でどのような問題が生じやすく、それ ...


先日あった「SQLアンチパターン・レトロスペクティブ関西」に引き続き、DevLOVE関西のイベント参加です。中村さん(@yohhatu)をはじめ DevLOVE関西のみなさん、ありがとうございました。

学習パターンとは?

学習パターン (Learning Patterns)

学習パターンのサイトからの引用です。

学習パターンは、自律的で創造的な学び方のコツをパターン・ランゲージという形式でまとめたものです。どのような状況でどのような問題が生じやすく、それをどのように解決すればよいのかの発想がまとめられています。

自分のためというより、後輩を勉強に向かわせるための気づきを探そうと思って参加しました。

勉強会の内容(ざっくり)

まず、中村さんからイントロダクション。

その後、4人くらいのグループに分かれて、自分の得意な学習パターンや実例を紹介して質疑応答・対話する形で始まりました。

途中からはお酒・お菓子をつまみながら、全体でのダイアログになりました。
知りたい学習パターンを一人がピックアップして、そのパターンが得意な人が話をする。さらに周りが広げていくという形式になりました。

みなさんの考え方や実例がそれぞれ、おもしろく、深みがあって楽しかったです。
人によって学習パターンの捉え方や活かし方が異なっていて、そういう見方もあるのかと感心させられることも度々でした。

お酒が入ったので、途中から記憶があいまいです。
(1杯で頭がボーっとするなんて、弱くなりました)

自分の学習パターンを分析してみた

学習パターンは自分の性格に大きく依存しています(少なくとも私の場合は)。

「読書好き・好奇心旺盛・一人でできるもん」という長所的な性格は
・学びの竜巻(No.4)
・知のワクワク!(No.5)
・フロンティアアンテナ(No.19)
・自分で考える(No.25)
といった学習パターンを促進させています。

人と比べれば、学び始める時に困難さがあっても簡単に乗り越えているんだと思います。
勉強したことを自分なりに整理して、どんどん知識を蓄えていくタイプです。

逆に「人見知り・出不精・飽きっぽい」という短所的な性格は
・フィールドに飛び込む(No.17)
・鳥の眼と虫の眼(No.23)
・学びの共同体をつくる(No.28)
・「はなす」ことでわかる(No.29)
・ゴール前のアクセル(No.36)
といった学習パターンを抑制しています。

自分の興味がある領域に閉じこもりがちですし、アレコレ手を出すけど中途半端。
理解しているつもりだけれど、いざ説明してみるとアレレ?みたいなことが多々ありです。

無意識だけれど、苦手な学習パターンを克服してそう?

去年、社外の勉強会に行き始めました。そこそこ発言もするようになりました。
そして、ブログを始めました。

最初は結構きつかったです。自分の性格とは真逆なことをしているので。
しかし、得られたものは非常に多かったです。

外に出て行くことで知見を広げる、自分とは違う考え方を吸収する。
他流試合で自分の技量を試す、鍛える。
インプットだけでなくアウトプットすることで、知識を精錬させる。

今までの自分の勉強の仕方(=学習パターン)とは異なるアプローチで新鮮だったので
吸収量やモチベーションが劇的に変化しました。

前述した自分の苦手な学習パターンを無意識的ではありますが、
取り入れることで自己研鑚をブラッシュアップできていたのかなと思います。

我ながら去年はよくがんばったなと。

学習パターンを通して、去年のふりかえりが上手にできました…(^^)v

人を勉強に向かわせるために

もともとの目的であった「後輩が勉強に向かってもらえるためにどうするか?」です。

環境として、学びのチャンス(No.1)が圧倒的に不足していると思っています。

一方で勉強に対する意欲や危機感はほとんどの人が持っています。

しかし、なにか興味があることが目の前に現れてきたとしても…
繰り返し取り組むことができない。実践する機会が設けられない。
そうしているうちに興味が失せてしまう。

・成長の発見(No.11)
・アウトプットから始まる学び(No.13)
・学びの共同体をつくる(No.28)

成長を実感してもらうこと、立ち上がりのサポートをしばらく重視してみます。
勉強を始めた最初のうちは自分が成長していると感じることが一番です。