おもに Groovy やアジャイル開発について勉強していることを書き散らしてます。
わたしのひとりごとが、だれかのお役に立てればと…

学校に学ぶチーム環境づくり

きのうは情報処理技術者試験でしたが、試験会場が私立高校でした。
いつも研修センター、専門学校、大学だったので、高校というのは新鮮でした。

いつもの職場では感じられない雰囲気というか環境だったので、試験そっちのけで気づきが多かったのでまとめてみます。

Takanawadai Elementary school 高輪台小学校13

かっこいい基本方針が目に入る

教室の黒板の上に、おそらく創業者の言葉であろう基本方針が飾っていました。
よくある「少年よ、大志を抱け」系のことばでした。いい感じだったので写真撮ろうと思いましたが、さすがに試験会場なので自粛しました。
校門入ってすぐの所にも石碑があって、そこにも書いてました。

そういや、うちの高校もそんな感じで飾ってました。

チームの基本方針やルール、約束がすぐ目につくところにあって、事あるごとに確認できるようになっている、判断の基準になっているということは重要です。どこかで取捨選択、トレードオフを迫られた時にチームで納得のできる決定をしていく。
そのための基本方針です。それを共有できるようにしておく工夫は大切です。

そもそも、そういうルールがチームやプロジェクトに存在していなくて、納得できていない上位組織目標だけが落ちてきているのがよくあります。
うちの会社はこのパターンです。生産性やら属人化排除やら。やる気の源泉にもならず、困ったときの拠り所にもならんです。

スケジュールがすぐにわかる

教室の後ろを見ると、デカデカと時間割表が貼ってありました。そんなに大きくなくてもいいだろう…というレベルの時間割表。
この大きさにはなにか意図があるのではと勘ぐりました。

アジャイルでいうと、タスクボードやバーンダウンチャートがこれに当たるんでしょうか。
チームが今どこにいるのかがすぐに分かるようになっているのはいいことですね。時間割と違って、日々きちんと更新していかないといけないという義務が加わります。

タイムボックスを意識する

授業1時間が50分単位でした。

社会人になってからの仕事作業の時間単位は50分だと短すぎますね。たぶん、少なくても2時間くらいだと思います。
しかし、その中には息抜き、トイレ、メール確認、割り込み、余計なことが含まれています。

学生のころは、授業中と言えば基本的にトイレも行けないし、一息入れることもできませんでした。
英語の授業中は机には英語の教科書やノートしか出ていないはずでした。*1

そういう意味で、学校の授業というのはものすごくタイムボックスを意識した場だと言えます。
50分集中して、10分休むのタイムサイクルが確立できている。…すばらしい。

アナログのいいところ

もちろん、学校では一人ひとりにパソコンがあるわけではないので、どうしてもアナログに頼らざるをえないところはあります。掲示物は必要不可欠なものです。

パソコンがあれば、必要なときに必要なだけ情報を取り出すことができます。取り出そうと思えば。
しかし、一覧性にかけますし、本当に必要な情報が埋没してしまう恐れがあります。

アジャイルでは、わざわざ見えるようにバーンダウンチャートを貼っておくなどのプラクティスがあります。
なんでもかんでもデジタルで効率化、省力化するのではなく、アナログな張り物も併用しておくのがよさそうです。

将来的に学校でも常時、ひとり一台PCやスマートタブレットが配備されて、会社のような情報アクセサビリティが整ったとしても、今のような張り紙や時間割表は残しておいて欲しいですね。

まとめ

最近、チームの開発環境について考えることが多く、たまたま高校という違った空間を経験することができ、気づきが多くありました。
やはりアナログは大切だとも感じましたし、学校にはモチベーション管理の工夫があったのだという再発見がありました。

今回は高校でしたが、小学校はもっと気づきが多そうですね。

*1:次の授業の宿題を隠れてやっていたりしましたが、それは例外ということで。