おもに Groovy やアジャイル開発について勉強していることを書き散らしてます。
わたしのひとりごとが、だれかのお役に立てればと…

自分の技術力の低さを言い訳にするって

「よく分かっていないので、実は途中から聞いてませんでした」
「ぼくの技術力では議論についていけませんでした」
「専門分野ではないので…」

技術者にこういうことを言われるのがものすごく嫌いです。本当にがっかりした思いになります。

この言い訳には進展がない

こういうことを言っているとき、ほとんどの場合で進展がないです。つまり、質問したり、調べたり、勉強したりしません。

自分には関係のないことだと勝手に判断して、無関心になってクローズしてしまうのです。
あるいは、そもそもアンテナが立っていなくて、頭に入っていないのかもしれません。

でも、それってどうなんでしょう。
技術者として、プロとして、そんな棚上げ行為はあり得ないと思うのです。自分が客だとして、医者や大工にこんなセリフを言われたら信頼置けないです、即お断りです。

もちろんのことですが同じ言い訳でも、「すぐに調べます」といった次のアクションについての言及が言い訳の中にあれば、まったく違います。これは喜ばしいことです。

自分には関係のないことだと拒絶する

なにか知らないことが出てきたとき、自分では解決できない問題が発生したときにどう考えるか。技術者ならば前向きに挑戦してほしいです。

難しいことや範疇外のことは誰かやってくれるという責任放棄はやめるべきだと思います。ただし、役割分担も必要ですので一人ですべてを抱え込む必要はないです。

しかし、拒絶してしまうという行為はとても楽な選択であり、流れてしまうのも否めないとも思います。集中すべきタスクとは別で余計な労力を費やす必要がありますし、短期的な生産性が下がることも多いでしょう。

アジャイルではあってはならないこと

アジャイルでは、自己組織化ということが言われます。このコンテキストでは自分事ではないなんて選択はあってはならないと思います。
とても厳しいことですが、この点は決して避けてはならないところです。ここが崩れた時点で、チームとしての活性化が止まっていくのではないでしょうか。

違った見方をすれば、「誰もがこの働き方(アジャイル)を気に入るわけではない」理由のひとつだと思います。楽できないですから。

なぜ拒絶するのか?

ひとつは、責任を感じていないからです。他人任せで誰かが対処してくれると思っている。敷かれたレールの上を通るだけで自分の責務を果たしていると思っている。無意識の可能性もありますが、楽な道を選択しているということです。

もうひとつは、重要性を理解していないからということがあげられます。ミーティングで発言すること、顧客業務を理解すること、それらの重要性を分かっていなければ、わざわざ労力を使おうとは思わないでしょう。

理解もせず平然とソースコードをコピペしていく危険行為をしてしまうのも同じです。

どうすれば改善できるか?

人の考えや行動を変えなければならないので大変です。

自分事として考える重要性を理解してもらう努力をするのはもちろんです。
あとは、雰囲気づくりも大切です。発言しやすい、質問しやすい場を作ることも促進剤になります。

アジャイルという名の下に、積極的な関与を求める、議論を重ねるというアプローチはアジャイル開発の看板を掲げている場合は持っていきやすいかもしれません。

出典:『ONE PIECE』ですが

こういったコンテキストでいつも自分が思い出す言葉があります。この言葉は自分が技術者として常に念頭に置いているものでもあります。

チョッパーがよかれと思って間違った医術処置をしてしまって、大切な人を死に追いやってしまいます。そのときにDr.くれはが言い放った言葉です。

いいかい 優しいだけじゃ人は救えないんだ!!!
人の命を救いたきゃ それなりの知識と医術を身につけな!!!
腕がなけりゃ誰一人救えないんだよ!!!